「大飯原発運転差止仮処分裁判(高裁)」は不当判決

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「大飯原発運転差止仮処分裁判(高裁)」は不当判決となりました。

原子力規制委員会の判断がまだ出ていないことを理由に、「保全の必要性なし(差し止めの必要性なし)」としました。申し立てを却下されわけですが、関電の主張を支持しているわけでもなく、私達原告の主張を否定もできていません。

記者会見でも述べましたが、福島原発は決められたルールにそっていました。電力会社や国が安全と言っても、ルール通りでも事故は起きたのです。だからこそ僕らは司法独自の判断がほしかった。それが3権分立というものでしょう。それなのに保全の必要なしとは驚きを隠せません。司法が独自の判断も示せず、国の後押しをするだけなら存在する意味がありません。

しかし、最後に強がりを言わせてもらうなら、裁判で勝ち、コロッと原発を止めるよりも、僕ら市民の底力を高めレベルアップし、市民が主導で原発を止めていくべきなのかもしれません。この試練を乗り越えたとき、原発・核燃サイクル撤退はもちろんのこと、様々な問題を抱える日本をかえることができるのかもしれません。

僕はもう気持ちを切り替えた。これからもやることは満載で、新たな取り組みも始めたいと思っている。会社も忙しいし、子育ても忙しい。始めたばかりのタップダンスだって楽しく続けたい。美味しいものを食べて、友達と楽しくお酒も飲みたい。だからこその反核LIFE。

最後に裁判をずっと支えてくれた皆さん、応援してくれた家族や友達、ともに頑張ってきた原告の皆に心から感謝したい。ありがとう、本当にありがとう。

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5月9日 判決日の動画(IWJ大阪ch1)
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http://www.ustream.tv/recorded/47329124

●旗だし:29分40秒~
●裁判所前でのコール:47分~●記者会見
 武村弁護士:52分15秒~
 冠木弁護士:1時間8分45秒~
 小山共同代表:1時間15分20秒~
 アイリーン共同代表:1時間18分35秒~
 原告武藤北斗:1時間28分30秒~
●報告会:1時間32分20秒~

*僕らはずっと司法を応援し、裁判所の前で大きな声で「原発止めよう 一緒に止めよう 頑張れ司法」とエールを送っていました。昨日は旗出しの後に急遽コールを行う事になり、「不当判決は許せない 原発を止めよう 僕らは頑張る」そんなことを大きな声で届けました。やはり応援の方が気持ちよかったな~なんて事も思いました。

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原告団声明
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http://www.jca.apc.org/mihama/ooisaiban/genkoku_statement20140509.pdf

大飯原発3・4号運転差し止め仮処分裁判
大阪高裁決定(判決)を受けて

原告団声明
不当判決糾弾!安全性判断を放棄して逃亡した司法

5月9日、大阪高等裁判所は、我々原告(抗告人)が求めた「大飯原発の運転をしてはならない」という訴えをしりぞけた。原子力規制委員会の判断がまだ出ていないことを理由に、「保全の必要性なし(差し止めの必要性なし)」として、裁判の争点であった全ての安全性判断を放棄した。大阪地裁の決定は「失効」した。

我々は、関西電力と原子力規制委員会に任せたままでは、住民の安全を守ることができないと訴えて裁判で争ってきた。この訴えを退けた今回の決定は、まさに司法の逃亡であり、無責任きわまりない不当な判決だ。断じて許すことはできない。

約1年間の大阪高裁での裁判は、一審とは異なり、昨年7月に国の新規制基準が策定されたもとで闘ってきた。争点は、①基準地震動が過小評価であること、津波評価と同様に武村式で評価すれば4.7倍の地震動となること②重大事故対策の不備と、規制委員会が自ら基準を踏みにじっていること、③敷地内活断層の安全性評価に不備があること。とりわけ規制委員会が認めた台場浜トレンチ内の活断層について、重要施設の近傍にあるにもかかわらず、基準が定めた安全性評価を放棄していることの3点だった。

関電は、これら争点について一切反論すらしていなかった。原子力規制委員会が自ら設定した基準を踏みにじっていることも我々は明確に主張してきた。それにもかかわらず、決定はこれら全てについて安全性判断を示さなかった。これは、一方では司法の無責任な逃亡であり、しかし他方では、我々原告の訴えを厳格に批判することができなかったことの現れでもある。

我々は、裁判を通じて知と連携という貴重な力を増している。原発事故時の避難計画が破綻している問題を取り上げて、関西各地で運動が広がっている。これを一層強めて、これからも大飯原発・高浜原発の再稼働を止めるために全力で闘っていく決意だ。
全国の運動と連携して、川内原発再稼働を阻止していこう。

2014年5月9日
おおい原発止めよう裁判の会


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