「大飯原発運転差止仮処分裁判」不当判決

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「大飯原発運転差止仮処分裁判」のひどい判決がマスコミさえも驚かしました。きっと関電や国も驚いている事と思います。ここまでの不当判決が出ると、かえって原発安全神話がいまだに健在だという事を明らかにしたともいえます。電力会社の暴走を政府が助け、司法が容認してしまった。容認どころか、原子力規制委員会の調査が継続中の破砕帯について、「地滑りの可能性が高い」などと勝手に決め付けるなど暴走している。判決は関電の意見そのまま、安全無視の福島原発事故前と同じ姿勢です。私達原告は高裁に即時抗告することを決めました。判決がくつがえる確率は少ないと言われています。しかし、私にとってはそんなことは問題ありません。裁判長が変わり、良識ある方が正当に判断を下してくれれば、私達の勝訴は間違いないのですから。懲りないやつ、世間知らず、それとも、現実を直視できないと言われのでしょうか。それでも私は原発事故前の前例にとらわれず、僕は前を向いて勝訴を目指して行動したい。福島原発事故を起こしてしまった私達大人は、二度と事故を起こさないために、自分の信念を貫き、それぞれが考え行動していかなければならないのです。私は高裁の裁判長を応援したいと思います。審尋の日には裁判所の前で生の声で、大きな声で「一緒に頑張ろう」「がんばれ司法」と司法への応援をしたいと思います。

 

最後に記者会見での私の発言と原告声明をご報告します。

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★IWJ_OSAKAの放送で動画も見ることができます。
http://www.ustream.tv/recorded/31531499
(1時間15分経過あたりで発言しております)

原告の武藤北斗です。初めて裁判の原告になりましたけれど、ほんとに悔しいと言うか腹立たしいというか情けないというか、司法、三権分立っていうのは何なんだと、本当に心の底から今は怒りでいっぱいです。関西電力が勝手に言っている数字や理論を司法や国がそのまま受け止めるのであれば、だれが電力会社の暴走を止めるんでしょうか?そこにきちんとメスを入れてくれるのが司法だと僕は信じていました。でも、見事に裏切られました。あり得ないぐらいに裏切られました。読んでいただければわかると思いますが、書面に関してはいままでのやりとりというのは、どう考えても関西電力が苦し紛れの数値や理論を出してきているのは、それは裁判長も明らかに分かっていました。だから求釈明を出したんだと思いました。求釈明を無視して、こんな判決を書けるなんて言うのは、僕にはとうてい信じられません。負けるにしてももっと違う負け方が、想像できるかもしれないですけれど、ここまでひどい判決って言うのは、本当に想像できませんでした。そう言う意味では、これからいろんな原発の裁判がありますけれど、これから先の裁判長たちは、このひどい判決を是非読んで欲しい、自分たちの司法がこんなにひどい判決を出したと言うことを心に刻んできちんと考えて欲しいと、心の底から今思っています。これから先、僕たちがどういうふうに手続きをとっていくかはまだ、決まってないですけども、こんなことで僕たちは負けません。僕たちが、市民が負けてしまったら、あの福島原発事故はなんなんだったんでしょう?あの事故が起きたときに、原子力村のことを批判して安全神話を批判してきたのはなんなんだったんでしょうか?関西電力のこのままの暴走を僕は絶対に許せませんし、この判決も絶対に許せません。これからは、自分の出来ることを一つ一つやっていこうと思いますが、とにかく今日の判決というのは残念で仕方ありません。

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声明
大飯原発3・4号機運転差し止め仮処分裁判不当判決糾弾!

大阪地方裁判所は本日(4月16日)、大飯3・4号の運転差止を却下する判決を下した。余りにも不当な判決である。このような判決を出したことに強い憤りをもって抗議する。この判決は、福島原発事故の教訓から学ばず、多大な犠牲者の心を踏みにじるものである。 判決は、「現時点では3連動の地震が起きる可能性があるとして安全性を検討するのが相当である」として3連動については認めつつも、それによる当然の結果についてはことごとく関電の主張を認めた。現行2連動では、1.88秒の妥当性を肯定し、基準値2.2秒は定めでないとまで判断した。さらに、大飯原発敷地内の断層は「地滑りによる可能性が高いと認められる」と勝手に決め付けた。 裁判の経過では、裁判長自らが制御棒挿入性問題に焦点を絞り込み、関電に文書で求釈明を行ったが、あれはいったい何のためだったのか。 福島原発事故では、制御棒が規定どおりに挿入されてもあれだけの大惨事になった。大飯周辺の活断層の3連動評価は、福島原発事故を起こした3.11東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)を踏まえている。活断層が3連動する巨大地震は明日にも起こる可能性がある。 判決は、緊急安全対策、ストレステスト、4大臣基準について、「現在の科学技術水準に照らして合理性を有するというべきである」とまで述べている。「2.2秒は一応の目安であり、債権者らが主張する許容値には該当しない」と基準値であることを否定している。 このような不当判決があるだろうか。私たちは、強い憤りをもってこの不当な判決を糾弾する。 あくまでも大飯原発3・4号の運転を停止させるために、全国の同じ憤りをもつ人たちとともに闘い続ける。まずは、大阪高裁に即時抗告して闘うものである。

2013年4月16日
おおい原発止めよう裁判の会
連絡先:美浜の会気付 大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階

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判決要旨
http://www.jca.apc.org/mihama/ooisaiban/hanketsuyoushi_20130416.pdf
判決文
http://www.jca.apc.org/mihama/ooisaiban/hanketsu_20130416.pdf

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