茨木市「原子力防災計画の避難等に関する質問・要望書」に係る回答

茨木市から回答を頂きました。2月28日に申し入れを行い、1週間で回答の約束でしたが、1か月後の3月27日に回答がありました。それもこちらから電話するまでは遅れていても連絡もなく、人としての対応に疑問を感じます。
肝心の回答ですが、大飯原発事故は起こらないと思っている回答です。福島原発事故が起きても変わらない自治体に正直あきれ返ります。

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「原子力防災計画の避難等に関する質問・要望書」に係る回答
1 質問事項

(1) 原発事故の際、他自治体から茨木市に対しての避難受入の要望はきていますか。また受入を検討されていますか。

昨年12月に関西広域連合から、大阪府を通じ、京都府等から広域避難の受け入れ先としての、「受入可能施設等に関する概数調査」が実施され、本市の受入可能施設数を回答しております。現段階では、受入について具体的な検討はしておりません。

(2) 原発事故の際の茨木市民の避難方法・避難先を検討されていますか。

現在、関西広域連合で、京都府等が避難先を検討しているように今後、関西防災・減災プラン原子力災害対策編の改訂が進められる中で、府県を越える広域避難の検討がされ、関係市町村に示されるものと考えており、その時点で、本市住民の避難に関しても、必要に応じて検討してまいります。

(3) 琵琶湖の水が放射能で汚染された場合、安全な水の確保について検討されていますか。

万が一琵琶湖や淀川が放射能に汚染され、大阪広域水道企業団からの供給が停止した場合には、給水制限や給水車による拠点給水などを行いながら、自己水を有効に活用し対処してまいりたいと考えております。
なお、自己水(深井戸)で確保できる1万2千立方メートルを茨木市民27万7千人で等分すると、一人一日当たり約43リットルとなります。

(4) ヨウ素剤の備蓄・配布計画などを検討されていますか。

茨木市は、大飯原発や高浜原発から約70km離れており、現在の国の防災対策を重点的に充実すべき地域内に位置しておらず、また、安定ヨウ素剤の備蓄方法、事前配布(予防服用を含む)方法、副作用発生時の対応等に検討課題があり、国の具体的な対応も示されていないことから、備蓄は現時点では考えておりません。今後、国・府の動向を注視し必要に応じ検討してまいります。

2 要望事項
(1) 現在稼働中の大飯原発の運転を停止するよう、関西電力と国に求めてください。

関西電力や国に対する要請は、関西広域連合をはじめ、近隣市町村との連携が必要であると考えており、本市独自で求める考えはありません。

(2) 原発事故時の詳細な避難計画を作成してください。

災害対策基本法に従い上位計画である府地域防災計画に抵触しないよう配慮する必要があること、また、府の地域防災計画原子力災害対策編の全編にわたる見直しは行われていないため、国の原子力災害対策指針等で示された新たな設定のみで、府域の環境放射性物質拡散シミュレーションの実施などの新たな知見を加味せず、避難計画を作成することは、現時点では難しいと考えております。
今後、府により対象原子力施設の特性、行政区画、地勢等地域に固有の自然的、社会的周辺状況等を勘案して、国による防災指針等を基に府地域防災計画原子力災害対策編の見直しが行われた場合、迅速に対策を講じてまいります。

(3) 昨年10月10日に大阪府は、「大飯原子力発電所の安全確保に関する申し入れ」政府及び原子力規制委員会に対して提出し、大飯原発の稼動停止を求めていますが回答すらもらっていません。大阪府へ改めて要請を行うように求めてください。

大阪府の申し入れに対し、本市が再要望を求める考えはありません。

(4) 規制庁へシュミレーションの100%値を全て公表するよう国に求めてください。

拡散シュミレーションの公表は、国及び規制庁の責任と判断のもとなされているものであり、本市独自で要請する考えはありません。



 

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