大阪府へ「大飯原発即刻運転停止を国に求める」要望書を提出

大阪府へ要望書を提出してきました。
まず、「大阪府は再稼動を認めたのは限定的な認定であり、今の時点では即時停止を求めている。10月10日に政府と関西電力に対して要望書も提出 している」とのこと。
再稼動反対と言っていてコロッと変わったので、あまり喜んでもいけませんが、今の時点で大阪府は即刻停止の立場です。これは声を大にして広げていきましょう。

しかし、国も関電も回答すら出していない状態らしく、規制委員から「活断層がある」と言われている状況はあまりにも危険である。よって、すぐに回答を催促し、再度即刻停止を求めるように要請しました。そして、大阪府としても規制委員会の会合をうけての姿勢を示すことも要請しました。

また、原子力規制委員会の事故時の被ばく予想が過小評価であることについて説明。

原子炉規制委員会の原発事故被ばく予測の
計算間違いなどが問題になっている。

しかし、僕はこっちの方が大きな問題と思う。
規制委員会が意図的な過小評価をしていると感じる。

美浜の会は、規制委員会と同じ手法で計算し、下記図を公表している。

1週間の各地の被ばく量
30㌔の京都北部→ 250ミリシーベルト
50㌔の京都・滋賀→ 100ミリシーベルト
100㌔の大阪・奈良→ 20ミリシーベルト
150㌔の和歌山→ 10ミリシーベルト

■なんでこんな高線量の数値がでるのか■

実は規制委員会は年間の風向きの割合いを放射能放出量にあてはめている。
南向きの風が年間に20%ふくらしく、
事故時の放射能放出量も20%と計算しているわけである。

しかし、事故時の風がそんなに年間の平均に対応するはずがない。
南に吹く風が猛烈に吹いていたら計算が全く変わってくる。

そこで美浜の会は20%でなく、7日間で50%が南に吹いてくる風だったと想定し、放射能放出量も50%で計算したのが添付の図である。
(100%としないあたりが信用できる)

ちなみに日本の基準は年間で1msv。
遥かに上回る恐ろしい数字が出ている。

説明に理解をしめした担当者は真剣に話を聞き、「この予測であれば避難は不可能である」と発言しました。
規制委員会から大阪府に対しては、HPで公表されている程度の情報がメールで送られているだけのようです。この美浜の会の予測を重く受け止め、関西広域連合で検討し、規制委員会からも説明をもらうように要請しました。

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最後に、市民の予測やデータを軽視してきた国や事業者や自治体は福島原発事故後はそれを改めなけれ ばならないと話をしました。原発の安全神話を作り出すことはもう許されないのです。自分たちは喧嘩をしにきたのではなく、怖くて仕方がないこと、すがる思いで大阪に来たと想いを伝えました。
提出団体は最終的に65団体になりました。皆さん、本当にありがとうございました。


要   望   書
政府と原子力規制委員会に対し、
大飯原発3・4号機の即時停止を強く求めてください
大飯原発で事故が起これば、大阪府民にも甚大な影
北摂地域では7日間で50mSv(平均値)、大阪市内でも7日間で20mSv(平均値)

大阪府知事  松井一郎 様

 大飯原発の活断層が動けば大事故となり、大阪府民にも甚大な被害が及びます。原子力規制委員会が10月24日に公表したシミュレーションは過小評価です。この規制委員会の評価手法を基にした計算では、別紙のように、高槻など北摂地域では、7日間で50mSv(平均値)、図の扇形の中心部ではその3倍の被ばく線量にもなります。大阪市内でも7日間で20mSvに達します。福島原発事故の高い避難基準である年20mSvにわずか1週間で達してしまいます。私たちは、このような深刻な被害をもたらす被ばくはまっぴらです。約900万の大阪府民が避難することなどできません。福井県、京都府、滋賀県等々の近隣府県のことも考慮すればなおさらです。事故と被ばくを防ぐためには、原発の運転を停止するしかありません。
 11月7日の大飯断層調査団の第2回評価会合では、前回(11月4日)会合で確認された、「12万~13万年前以降にズレが生じ、その原因が活断層によるものだ」という判断を否定する証拠はありませんでした。国の「手引き」(注)に従えば、F-6は活断層であるとみなすべきであり、調査団の渡辺氏は「大飯原発敷地内に活断層は存在する」と明言しました。さらに「手引き」では、活断層の上にSクラスの施設を作ってはならないとなっています。F-6活断層の真上には耐震Sクラスに分類されている非常用取水路が通っており、大飯原発の運転はただちに停止すべきことは明らかです。
 大飯原発をはじめ、多くの原発の下にある活断層が見落とされてきた原因は、事業者側の不適切な調査と非科学的な解釈に基づく国の杜撰な審査にあります。今なお、国や事業者は活断層であることが否定できない状態で原発を動かし、地元住民や関西の人々の命をおびやかしています。
 11月7日の会合で、島崎委員は「安全性の確認のためには、更なる調査が必要」と述べていますが、いたずらに調査を引き延ばすべきではありません。国の手引きに従い、活断層の可能性が否定できない限り、大飯原発の運転を停止すべきです。
 子ども達と大阪府民の命を守ることを最優先にしてください。大阪府民の声を重く受け止め、政府と原子力規制委員会に対し、大飯原発3・4号の即時停止を強く求めてください
2012年11月12日
提出団体:65団体
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