食品と放射能と揺れ動く心

【食品と放射能と揺れ動く心】
福島第一原発事故により、放射能汚染が広がった。食品からも事故前では考えられない数値が検出されます。どの数値からが安全なのか、僕には分からない。だから、極力低いものを選んでいる。それが、周りから見れば血も涙もない人物に見える事もあると思う。しかし、これは反核人生が始まってから、いつかはこのような状況が来ることは予想していた。もし再処理工場が本格稼働したら、自分はどう行動するか決めていたから。しかし、思いもよらず、原発事故により判断を迫られることになった。

また逆のパターンでせめられることもある。国が100ベクレルを基準にしている為、99ベクレル以下は販売してもよい。そうなると、販売することに対するそれぞれの思いが出てくる。しかし、震災前からそうだが、僕が戦う相手は行政や事業者の無責任な行動に対してである。

何が言いたいかというと、数値を示して売っているものに関しては、その業者に僕は文句を言えない。というか、言わない。食品の数値に関していえば、もし文句を言って戦うなら、国が100ベクレルという基準を作っていることに関してである。
被害者同士が、子どもや地域を守りたいと思っているひと同士が戦う必要はない。
それぞれの判断で食べるか食べないか判断し、その判断に文句をいうにはおかしい。

ただし、子どもは選ぶことができないので、親は真剣に考え、悩み、選択して生きていかなければいけない。それは、原発事故を起こしてしまった大人達が、どんなに苦しくともやらなければならない。

最近はそんなふうに思っている。でも、気持ちはいつも揺れ動く。その時々の自分の意見が変わることは悪い事だとは思わない。そこで縛ると自分の考えも動きも柔軟性がなくなり、余計に苦しくなる。
真剣に生きる中で生まれてくる自分の直観を大切にしていきたい。




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食品と放射能と揺れ動く心 への2件のコメント

  1. Delphinium より:

    本当にそう思います。
    うまく言えません。言葉がありません。
    周りの状況を静観しながら、自分のこどもを守るくらいの事しかできなくて。

    それでも、もし病気になったら、それが学びなのかもしれない。
    とでも思うしかありません。

    最近は、周りの何も考えてない人たちを見て、危ないんだよ。
    と教えてあげる気持ちも失せて、ハラハラしなくなりました。
    教えてあげると、逆に攻撃を受けることが多くて。

    なんで、こんな世の中になっちゃったんでしょうか?
    動物学者の遠藤先生の人類はやがて絶滅しますの言葉に
    妙に納得して、少し心が軽くなりました。変ですけどね^_^;

  2. hokuto より:

    Delphiniumさん
    自分の子どもを守るだけでも大変と思います。まずは自分のお子さんを守ることに力を使ってください(なんて偉そうに言う立場でもないんですが・・・)。
    加害者である政府や事業者がノホホンとして、被害者が争い、傷つけあう状況をなんとかしたいです。

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