福島第一と第二、国が求めた耐震確認行わず。保安院に電話してみた。

ちょっと気になる記事を発見しました。
2006年に改定した耐震指針のチェックや必要に応じての補強工事がされていませんでした。

読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111014-OYT1T00529.htm
国が原子力発電所の耐震指針を2006年に改定し、より大きな地震への備えを求めていたにもかかわらず、東京電力は福島第一原発と福島第二原発でその作業をほとんど進めていなかったことがわかった。
 13日夜、経済産業省原子力安全・保安院の専門家会議で報告された。東電は「柏崎刈羽原発での作業に手間取り、福島の対応が遅れた」と話している。
 指針改定により想定地震の規模が引き上げられたため、制御棒周辺の注水配管など1基あたり約100か所の主要設備について強度を再評価し、必要に応じて補強工事をしなければならなかった。東電は、100か所のうち原子炉圧力容器など最も重要な7か所の耐震性は、福島第一と第二の計10基とも09年までに確認を終えた。しかし、残る大半の設備については、福島第二原発4号機を除く9基で未着手だった。

保安院に電話して聞いてみました。
(審査課耐震安全審査室)

意見聴取会での発言で、特別に記者会見などしたものではない。

100カ所という数字は言ってないが、7ヶ所は発言した。
その7つは「原子力圧力容器、格納容器、炉心支持構造物、主蒸気系配管、残留熱蒸気配管、残留熱蒸気ポンプ、制御棒」

S,A,Bにクラスが分かれており、この7つはSに属する。
(Sだけでも、約100カ所ある)

IC(非常用復水器)系の配管が震災時に破断の信号を出しことを思い出し、
どのクラスに属するか聞くと、たぶんSだろうとのこと。

他の原発については、最終報告まで出しているところもある。
ということは、出してないとこもある。
国の指針が改定したのに、電力会社は対応していなかった。
そして、今も対応していない原発がある。

まさか、新指針に対応していないのに、ストレステストは通らないですよね?と聞くと
「はっきりは分からない」とのこと。

福島原発の事故が起きたことをしっかりと認識してほしい。
安全を第一に考えれば、今の段階で原発の稼働なんてありえないのではないだろうか。

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