対立の図式&セメントの放射能濃度

放射能に不安を抱え、原発の理不尽さや危険性を調べていくと必ず対立の図式にぶちあたる。しかも、かなり早い段階でぶちあたる。だから、今日はぶち当たらないようにベストをつくした。

朝、ネットでこんな情報をみつけた。
汚泥の利用、来週にも再開へ=放射性物質、低濃度分から―国交省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110610-00000015-jij-pol

放射能濃度の低い汚泥をセメントに利用するらしいが、マスコミの情報では数値があいまいだった。だから、セメントにするならセメント協会に聞くのが一番早いかなと思い、ネットで調べて電話した。

最初は間違えて、セメント協会の研究所に電話した。すると、本部の電話番号を教えてくれた。とても丁寧な感じだった。

そして、本部に電話した。最初に電話に出た方は、放射能の値の事を知りたいと話すと、ちょっと警戒しているようだった。私は名前も所属団体も電話番号も述べた。担当者から折り返し電話を頂けるとのこと。

待ち時間が気にならない程度で電話が鳴った。今度は男性の方だった。あきらかに警戒している。まあ、警戒されるのは仕方ないなと思いながらも、まずはこちらが質問に答える。しかし、私がセメントを使う会社でもないし、環境団体というのは協会にとってはあまり気持ちのよくないもののようだ。

セメント協会がチェックするかは分からないが、とにかく業界が放射能の測定をするようなことがマスコミには書かれていた。ただでさえ、国に振り回され、危険かも知らない測定までやる。そりゃあ、ピリピリするわな。そこに訳の分からん男から放射能の数値を聞かれる。まあ、気持ちよくないのは分かる。

こんな状態だと対立の図式ができやすいと思う。

僕がセメント協会と対立するなんて、こんなバカな話はない。どっちかというと、協力していく関係だと思う。測定する人だって、その汚泥をセメントにする作業員だった、被ばくするリスクが高いのだから。

だから僕は自分の所属も名前も名乗った後に、僕から先にお話をさせてもらった。

『僕は正確な数値を知りたいだけです。セメント協会に苦情の電話をしたわけではありません。もしも、自分が納得できない数値であれば、それは国に対して苦情を言ううべきと思っています。』

特に考えておいた言葉ではないが、スッと出てきた。自分でもなかなかいいフレーズに思えるし、素直な気持ちをそのまま口にした。きっと伝わったと思う。一瞬にして、いとも簡単に対立の図式に変換してしまいそうな、そんな空気がサッと消えた。

本当に不思議な感覚だ。距離は離れているし、電話なのに、まるで同じ空間にいるようなそんな気分にさえなってしまう程に身近に二人の空気感を感じた。

数値を単位を表記の仕方を丁寧に教えて頂き電話をきった。
これだ、僕の反核はこれなんだと思った。

セメントに使う汚泥の放射能濃度は1Kgあたり100ベクレル以下が基準だそうです。

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