石巻市 プルサーマル中間報告への見解控える

「河北新報」と「石巻かほく」の両方を読むとよく理解できます。

まずは河北新報WEBニュース
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091223t13036.htm

プルサーマル検討会議中間案 石巻市「見解控える」
 東北電力女川原発3号機(宮城県女川町、石巻市)のプルサーマル計画で石巻市は22日、県、女川町と設置した有識者による安全性検討会議の24日の会合で示す予定だった中間とりまとめ案に、市の見解を盛り込まないことを決め、県に伝えた。
 市総務部によると、市が独自に設置したプルサーマル市民勉強会が来年2月まで開催予定であることなどから「安全性についての検討結果として委員の意見は尊重するが、市としての見解は控えたい」とした。
 中間とりまとめ案には、検討会議で協議した安全性に関する15の論点をおおむね「安全は確保される」とした委員の意見を踏まえ、安全性に対する3自治体の見解を盛り込む予定だった。
 県は、石巻市を除いた県と女川町の見解を盛り込んだ中間案にする予定。

この文章だけだと、なぜ石巻市が見解を控えたかが分からないですよね。
実はこういう理由と経緯なんです。石巻かほくの記事を一部転載します。

 同日、市役所を訪れた市民団体「止めようプルサーマル!女川原発地元連絡会」のメンバーと会談した石巻市の亀山紘市長は「プルサーマル計画を受け入れるかどうかの最終判断は市民理解を得なければならない。しかし、中間とりまとめが計画の方向付けをしてしまう可能性がある」と述べ、慎重な対応を示す考えを示していた。
 その後、市長が担当部署と協議。「安全性の確保とともに、市民理解も必要。市独自にプルサーマル市民勉強会も開催中であり、市としての見解を示すことは控えたい」との意向を、県にファックスで伝えた。
 県と女川町、石巻市の3自治体が設けた外部有識者による安全性検討会議の委員は、計画の安全性について基本的に「問題ない」としていた。
 3自治体は、24日に開く検討会議で正式に委員意見をとりまとめ、安全性に関する中間とりまとめを作成する。だが、中間とりまとめは、石巻の見解が盛り込まれない異例の形で提示される見通し。24日以降に実施する県民意見の募集にも影響する。

私もこの申し入れに同席しました。
石巻市独自に来年2月まで市民勉強会をやるのだから、いくら有識者会議で「問題ない」なんて言われても、市として同調するのはおかしい。
(まあ、推進派ばかりの会議という時点で私としては問題を感じざるをえないが)
市長も言っていたいが、「中間報告というのはその先を方向付けるもの」。だから、「問題ない」という中間報告に同調すればプルサーマルの安全性をOKしたようなもの。

昨日だって、わざわざ市民勉強会(市民代表の委員への勉強会、傍聴も可)の講師として京都大学の小出裕章助教がお越しくださった。
いくら専門家ではない一般市民の勉強会としても、市が選んだ代表者が安全性等に問題を感じるかもしれない。
というより、私が昨日傍聴した感じではたくさんの委員が疑問を感じていた。
そして、推進と反対の立場の専門家の直接の討論を望んでいた。

まあ、要するに判断するには早すぎるということです。
こんな状態で宮城県は石巻市や女川町を推進す方向に取り込もうとしているように感じます。
今回の石巻市の行動は素晴らしいと思います。

私は「プルサーマル」に反対ですが、今みんなとやっていることは、民主的な進め方を要望しているだけです。
有識者会議が推進派だけでは公平な討論はできないと思いませんか?
3回行った対話フォーラムでは不安な声・疑問の声がたくさんありました。
もっともっと市民に対しての公平なフォーラムや講演会を続けていくべきと思います。

ぜひ皆さんの声を石巻市に届けてください。
http://www.miyagi-pluth.net(左下に意見フォームがあります)

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